血液検査Part2
前回お伝えしきれなかった続きを載せようと思います!
まずは血球検査です!
赤血球
赤血球は肺で取り入れた酸素を全身に運び、二酸化炭素を回収して肺へ送る作用があります。
赤血球の数が多すぎれば多血症、少なすぎれば貧血の原因になります。
ヘモグロビン
ヘモグロビンは赤血球に含まれるたんぱく質で、酸素の運搬をしています。
もし少なかった場合、鉄欠乏性貧血の原因になります。
ヘマトクリット
血液全体に占める赤血球の割合をヘマトクリットといいます。
数値が低い場合は鉄欠乏性貧血の原因になり、高い場合は多血症、脱水などの原因になります。
MCV・MCH・MCHC
MCVは赤血球の体積を表します。
MCHは赤血球に含まれる血色素量を表します。
MCHC赤血球体積に対する血色素量の割合を表します。
MCVの数値が高い場合、ビタミンB12欠乏性貧血、葉酸欠乏性貧血、過剰飲酒の原因になります。低い場合、鉄欠乏性貧血、慢性炎症にともなう貧血の原因になります。
白血球
白血球は細菌などから体を守る働きをしています。
数値が高い場合は細菌感染症にかかっているか、炎症、腫瘍の原因になります。たばこを吸っている人は数値が高くなります。
少ない場合は、ウィルス感染症、薬物アレルギー、再生不良性貧血などの原因になります。
血小板数
血小板は、出血したときの瘡蓋の役割を持ちます。
数値が高い場合は血小板血症、鉄欠乏性貧血などの原因に、低い場合は再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、肝硬変などの原因になります。
最後に感染症検査です!
CRP
細菌、ウィルスに感染する、癌などにより組織の傷害がおきる、免疫反応障害などで炎症が発生したときなどに血液中に増加する急性反応物質の1つがCRPです。細菌・ウィルス感染、炎症、癌はないかを調べます。
梅毒反応
梅毒に感染しているかを調べます。
結核、膠原病など梅毒以外でも陽性になることがあります。これを生物学的偽陽性と言います。
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HBs抗原
B型肝炎ウィルスに感染していないかを調べます。
HCV抗原
C型肝炎ウィルスに感染していないかを調べます。
以上が血液検査でわかる事です!
血液を採取することでこれだけ多くのことがわかります。なので血流がわるくなると病気に罹りやすくなったりしやすいので皆さんも気をつけてください!
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