1.鎖骨は肩甲骨を介して、腕を身体につなぎとめる役目を果たし腕、肩、胸、背骨をつなぎ合わせ、その動きを連結補助しているという重要な役割があります。
2.もう一つの役割は首付近にある神経や血管などの循環器系も鎖骨と肋骨の間を通りますので守る意味もあります。
1姿勢の歪み
巻き肩 猫背など姿勢が悪くなって様々な諸症状を誘発される原因となります。
2上肢に対しての影響
胸郭出口症候群など(肋鎖症候)神経、血管等を狭窄して発生する手のシビレ手の循環障害による冷感、症状が重い場合は手の筋力低下、運動麻痺も発生する可能性もあります。
自分の全身が確認できる鏡を用意してマメに姿勢チェックする習慣をつけてみる。
スマホなどを長時間見る習慣が場合は20分位に一回は身体を動かす機会をつくる様マイルールを作ってみるのもおすすめです。
いろいろなストレッチがありますが一つ紹介します
ex)
トランクローテーションのやり方
1)四つん這いになり
2)背中を伸ばす(骨盤が調整される)
3)片手を頭の後ろに添えて
4)肘を天井に向け体を捻る→肘を床に近づける(胸の柔軟性がアップ)
YouTube 動画を参考にしてください。URL(https://youtu.be/bX_H6PqyDyI)
腹式呼吸
1)正しい姿勢でゆっくりと息を吸う
2)お腹をふくらませる
3)肺に貯めた息をゆっくり吐く
4)続けて5回行う
三角筋・広背筋・大円筋・ローテーターカフ(小円筋・棘上筋・肩甲下筋)
僧帽筋・外内肋間筋・前鋸筋・肩甲挙筋・菱形筋群などがあります。
1)広背筋、体幹部の筋肉に属しますが、大円筋と伴に主に肩関節の内転、内旋、伸展といった動作に関与し、特に伸展動作では最も重要な役割を果たしています。
2)大円筋 運動動作においては広背筋と伴に肩関節の内転、内旋、伸展動作に関与しています。
この筋肉は広背筋と共同し働くことが多い筋肉なので”広背筋の小さなヘルパー”と呼ばれることがあります。
3)三角筋 上肢の中で最も体積が大きい筋肉 肩を覆うように筋肉の表層部に存在します。
それぞれ前方部分から前部、中部、後部と呼ばれています。
三角筋は鎖骨外側前部・肩峰中部・肩甲棘後部から起こり、筋束は前・外・後側から肩関節を包み込むようにしながら外下方へ集中し、上腕骨外側面の三角筋粗面に停止します。
4) ローテーターカフとは棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の総称した呼び名で回旋筋腱板とも言います。
ローテーターカフは肩関節の様々な動きを司るだけではなく、肩関節の安定性を高めるとても大切な筋肉群です。
1小円筋 肩関節を外旋させる際に後方関節包の挟み込まれるの防いだり、手を挙上させる際に関節包の緊張を高めて上腕骨の骨頭を支持するなど肩関節の安定性に大きく貢献している筋肉です。
2棘上筋 肩甲骨の棘上窩が起始部で停止部は上腕骨の大結節上部、肩関節包四つの筋肉の中では機能上最も重要な筋肉と言われていますが同時に最も傷害を受けやすい筋肉でもあります。
3棘下筋 筋肉の一部分は三角筋と僧帽筋に覆われ、棘下窩から起こり上腕骨大結節(じょうわんこつだいけっせつ)の中間部に着きます。
肩関節の安定性を高めている筋肉群の総称です)の一つで、肩関節の外旋筋の中では最も強力な筋肉と言われています。
4肩甲下筋 肩甲下筋は扁平な広い筋で、肩甲下窩から起こり、 筋束は三角形に強く集まり、外方に向かって、肩関節の前方を経て、上腕骨の小結節と小結節稜に着きます。
このことから理解できるようにローテーターカフの中では唯一、肩甲骨の前面にある筋肉です。
このため動きは腕を内側に捻る動き、すなわち肩関節の内旋動作に貢献しますが、肩甲下筋は広背筋や大円筋に比べ、大きな筋力が発揮できるわけではありません。
*ローテーターカフのうち、棘下筋以外の筋肉は深層部にあることからローテーターカフは肩のインナーマッスルと呼ばれることがあります。
*インピンジメント症候群 主に棘下筋、小円筋の筋力低下により上腕骨の位置が上方にずれてしまい、棘上筋腱が肩峰や烏口肩峰靭帯に挟まれ腱が圧迫されてしまった状態をいいます。
ダンベルショルダープレス
パイクプレス
チンニング(懸垂)
リアレイズ
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