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変形性膝関節症

2023.05.20

変形性膝関節症とは、膝の関節の軟骨の質が低下し、少しずつすり減り、歩行時に膝の痛みが出現する疾患です。

平地での歩行は問題ないこともありますが、階段での登りや下りで膝に痛みを感じる場合があります。

さらに、正座で膝が曲がらなく痛みを感じるなどの症状がある場合、病院での診断で「変形性膝関節症」と診断されることが多いです。


〇原因

一次生膝関節症

関節軟骨の老化によることが多く、肥満や素因も関与している。

加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、遣い過ぎによりすり減り、関節が変形します。

二次性膝関節症

また骨折や靱帯、半月板の損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症するがあります。


〇症状

主な症状は膝の痛みと水が溜まることとされています。

さらに初期、中期、末期の分類があります。


初期

立ち上がり動作、歩き始めの動作で違和感や痛みがでます。

しばらくからだを動かすと自然と治まるため、あまり気にならない場合が多いです。

少し症状が進むと正座や階段の上り下り、急に方向転換したときなどに痛みを生じるようになります


中期

歩き動作、立ち上がり動作で痛みが持続し、今度は休んでもなかなか痛みが消えないことがあります。

また、階段の登り降りや正座が難しくなり、膝周りが腫れたり、熱を持ったりしやすくやります。

関節液の分泌量が増えるにしたがい、膝の変形が目立つようになるほか、関節がすり減って摩擦が大きくなるため、歩くときしむような音がします。


末期

軟骨組織がほとんどなくなり、骨同士がぶつかり合うようになります。

そうなると階段の登り降りなどで痛みが更に悪化して日常生活が困難になります。

行動範囲が狭まるようになるため精神的な負担も大きくなりがちです。


〇診断方法

レントゲンでの撮影では関節のズレを見ることができ、MRIの撮影では軟骨組織のすり減りを見ることができます。

また、血液検査や、尿検査などで、変形性膝関節症の痛みの有無の特徴を見つけることができます。


〇治療法

変形性膝関節症の治療法には大きく分けて、手術をせずに運動で症状を緩和させる保存療法とPRP療法の2種類があります。


保存療法

痛みによって緊張した筋肉をほぐします。

膝周りに付いている靭帯や大腿四頭筋の緊張を取り除くと痛みが軽減されます。

更に筋力も低下しているため運動を指導します。

関節の可動域を拡大する事も大切です。


PRP療法

多血小板血漿と言う再生療法の一つです。

血小板は血液に含まれる成分のひとつで、組織修復能力のある成長因子が含まれております。

この血小板を遠心分離機で濃縮して採取したものをPRPと呼びます。

PRPを患部に注入すると、PRPに含まれている成長因子などの働きによって、損傷した組織の修復や疼痛の軽減効果があることから、変形性膝関節症でも使用されております。


当院でも変形性膝関節症に悩む患者さんが多いため痛みの緩和、運動指導を行っております。

膝の痛みで変形性膝関節症かもと思う方がいましたら是非ご来院ください。

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