池袋の整体・交通事故・むち打ち・腰痛治療 いとう鍼灸整骨院
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大腰筋

2022.08.20

『大腰筋』って筋肉を聞いたことはありますか?

お腹及び腰の深かい部位に存在する筋です。

お腹のインナーマッスルとも呼ばれたりする筋肉です。

この筋肉はあらゆる部位の痛みの原因になったり、姿勢を悪くしたりします。

治療において、注目する筋の一つでもありますが、医療関係やスポーツ選手など、筋肉の知識がある方を除けば、なかなか耳にすることが少ない、もしくはないかもしれません。

今回はこの『大腰筋』について書いていきます。


①『大腰筋』の位置について



『大腰筋』は腰椎(腰の背骨)に付着します。

肝臓の下、腎臓の後ろを通り、骨盤の前を走って下降します。

鼠蹊部(足の付け根)を通り、大腿骨(太ももの骨)の内側へ付着している筋肉です。


②『大腰筋』の役割は?

『大腰筋』の役割は以下になります。

○股関節を固定させる

歩行時の体幹、体のバランスをとる。また、体を起こすときに働く。

○太ももを上に挙げる

歩行時に働く。

○腰がしっかりと伸びた直立を保つ        

などです!


③『大腰筋』が原因で起こる症状や痛みは?

『大腰筋』が原因で以下の症状が起こる場合があります。

○腰の痛み

特に腰を反らせるときや、起き上がるとき。

○股関節の痛み

体重を乗せたときや、太ももを前に出すとき。

○足のダルさ

座ってるときに出るだるさなど。

○首の痛み

特に上を向くとき


など、多数の痛みや症状の原因になります!

今抱えている腰痛などは、この大腰筋が原因かもしれません!


④『大腰筋』が硬くなる人はどんな人?

以下のような方が『大腰筋』が硬くなりやすいです。

○立つことが多い方

接客や物を運ぶ仕事など

○座ることが多い方

デスクワークや学生。一日何時間も座りっぱなし方要注意!

○体幹を捻ることが多い方

レジ仕事、仕分け作業の方

体にとって、とても重要な『大腰筋』ですが、重要だからこそ、負担がかかりやすい筋肉でもあります。


⑤『大腰筋』によって起こる不良姿勢

『大腰筋』が硬くなると以下のような不良姿勢になります。

○反り腰



○猫背


○足を開いて座る


などです。

大腰筋は姿勢でも大きく関わります!

今、みなさんの不良姿勢は大腰筋の影響かもしれません!



我々スタッフは色んな部位を見ていきますが、この『大腰筋』は重要視してるものの一つです。

治療前に体の状態をチェックした際に、『大腰筋』が原因となりましたら、そのセルフケアや対策をお伝えしたいと思います。

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